どうも、カントリーニ住子です。
突然ですが、安楽死って良くないですか?
日本はお先真っ暗の国なので、せめて自由に死ぬ権利を付与してほしいものです。
出生数過去最少、死亡者数は戦後最多
厚生労働省が発表した2019年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に生む子どもの数にあたる合計特殊出生率は1.36となり、前年から0.06ポイント下がった。4年連続の低下で07年以来12年ぶりの低水準になった。
そして、生まれた子どもの数(出生数)は過去最少の86万5234人に落ち込んだ。
逆に、死亡者数は138万1098人と戦後最多を更新した。
国民がどんどん減っていますね。増えませんね。
少子化対策も今更やっても...って感じです。
また、日本の子ども(17歳以下)の貧困率は13.9%(2015年)です。7人に1人の子どもが貧困状態に陥っているということです。日本の相対的貧困率は先進国の中でも34カ国中10番目に高く、深刻な問題となっています。
日本もとより世界的にも格差は拡がる一方で、『貧乏なのは個人の責任』の言葉で済まされる状況ではなくなっています。
あきらかに政治がおかしいからこんなことになっているんだよ。
頑張っても富裕層に搾取をされ、重課税を背負わされること必須、ロリコンが多く閉鎖的な国民性、ブラック企業がはびこる日本にかわいいかわいいわが子を産み落としたくないですよね。
産まないのは良識的な人として、真っ当な判断だと思います。
生きる=正義?

『死にたい』とネット検索すると相談機関のサイトが上位に表示されます。
世の中の価値観として『生きる=正義』『死ぬ=悲しいこと』と定義されているからですね。
しかし現実問題として、世の中には死にたい人はたくさんいるわけで。
その人たちの望みをかなえることも正義ではないでしょうか。
医療にしても延命治療がメインです。
寝たきりのまま毎日天井を眺めるだけの患者から頼まれても、その患者を真の意味で救うことはできないのです。
「渡る世間は鬼ばかり」の人気脚本家の橋田寿賀子さんは、『安楽死で死なせて下さい』という本を出していて、
夫に先立たれ、子供もなく、親しい友人もいない天涯孤独。仕事もやり尽くし、世界中の行きたい所へも行きました。やり残したことも、会いたい人もいない、もう十分に生きたと思いました。遺言は80歳の時に作っておいたので、まずは物の整理から始め、今までのドラマの原稿、ビデオテープ、手紙類などを大量に処分しました。あとは人に知られずにひっそりといなくなり、死んだことも公表せず、葬式や偲ぶ会もしないと決めたのです。
ただ、唯一気がかりなことは、病気になったり、認知症になったりして、人さまに迷惑をかけることです。それは著者の尊厳の問題でした。死ぬ時に痛いのや苦しいのも勘弁してほしい。いつどうやって死ぬのかはやはり自分で決めたいと思った時に考えたのが「安楽死」です。しかし、現在の日本の医療現場で安楽死は許されていません。ヨーロッパの国やアメリカの州のいくつかで合法化されていますが、日本人が安楽死を希望する場合はスイスのNPOを頼ることになります。
そのため著者は、日本でも法を整備し、自らの死に方を選択する自由を与えてほしいと主張します。もちろん、あくまで本人が希望し、周りの人の理解が得られた場合です。

と主張しています。
わたしもこの意見に賛成です。
私の場合、ある程度の年齢になったら人生に絶望するだろうし(すでに絶望はしているけど年を取ったらもっと絶望すると思う)、自分できちんと不用品などを処分して、死んだ後の散骨などの依頼や支払いも済ませて、その他のお金も使い切って、親族に迷惑をかけずに死にたいです。
理想を語ると、きれいな青い海に散骨してほしいです。
以前クルーズ旅行でキャビンのバルコニーから見た地中海が本当に素敵で、夜になると無限の星がダイアモンドみたいに輝いていました。
生があればかならず死もあります。
死についても目をそらさずにきちんと国会で議論されてほしいです。
安楽死が認められている国

2002年4月にオランダがはじめて安楽死を合法化され、その後にベルギーとルクセンブルクが続きました。
オランダ、ベルギー、ルクセンブルク以外にもスイスや、アメリカのニューメキシコ、カリフォルニア、ワシントン、オレゴン、モンタナ、バーモントの6つの州で安楽死が認められています。
スイスの場合、外国人でも自殺ほう助機関に登録でき、不治の病の末期であれば安楽死を受けられます。費用は7000ドル(約80万円)とのことです。
(不治の病の末期でないとダメとのことなので、自由度は低いですね。)
不治の病でなくても、認知症の初期症状がでていてこのままでは周りに迷惑がかかる、自分はもう十分人生を謳歌したので認知症がひどくなる前に人生に幕をおろしたい。という人も多いと思います。
そしてその希望は叶えてあげられるべきだと思う。
年金も貰えても少額ですし、もらえたとしてもその年金って若い人たちの血税からですよね。
いま現役世代の人達が年金を受給する年齢になった時に、支えてくれる若者は何人いてくれるのだろうか。
外国人からも日本はブラック企業が多いことはバレていて、働く場所としての人気がありません。
年をとり、体は満足に動かせないわ、気力もなくなるわ、社会に何も役に立てなくなるわ、金はないはで、人生に絶望するしかありません。
そんな絶望の状況になっても、若者の財布をガサゴソとあさるような老人にはなりたくありません。
そこで、自分の意思で人生を終わらせることのできる安楽死はこれからの日本に必要な制度ではないのだろうか。
もちろん、年金受給の年齢以上になったらとかの年齢制限などはあっていいし、周りの同意も得てとかの条件も付けていいと思う。
まとめ
【安楽死制度を導入してほしい】 ・少子化や格差社会で豊かな人生を送れる可能性は低い ・無理やり生かされるよりきれいに死ねる人生の方が幸せ ・年齢制限や周りの同意も得てなどの条件があってもいい
日本での安楽死制度導入を切に願っています!!!
コメント