
東京脱出を計画中のカントリーニ住子です。
今日は
会社を辞めてしばらく経っているけど失業保険はもらえるの?
手続きはいつまでにすればいいの?
というお悩みを、私の経験談をもとに解決していきます!
まず、失業保険は雇用保険というのが正しいですが、ここでは分かりやすく「失業保険」で統一します。
次に失業保険をもらえる日数はその人が会社を辞めた理由や勤続年数(失業保険に加入していた期間)によっても変わってきます。
ここでは、自己都合で退職をした、勤続年数10年未満の人の場合で説明をしていきます。
離職した翌日から5カ月と3週間以内に手続き
まずは結論、手続きの期限は会社を辞めてから5カ月と3週間以内!
具体的に説明していくと、自己都合で退職した場合は「待期期間7日」と「給付制限3カ月」の期間を過ごした後、ようやく失業保険が受給できます。
そして、その失業保険がもらえる日数は90日。
つまり、待つ期間が3カ月と7日+失業保険がもらえる日数90日(おおよそ 3カ月 )で合計6カ月と1週間。
失業保険がもらえる権利は会社を辞めてから1年間なので、きっちり90日分の失業保険を貰い切りたい場合は、会社を辞めた次の日から5カ月と3週間以内にハローワークで手続きをしましょう!
受給期間は離職の日の翌日から1年間
上の説明でも少し触れましたが、失業保険を受給できる期間は離職の日の翌日から1年間です。
例えば、12月31日に退職した場合、受給期間は翌年の12月31日までですので、手続きのデッドラインは6月25日。6月25日にハロワに行って手続きをして受給資格決定となれば90日まるまる失業保険がもらえます。
もし、6月26日にハロワで手続きをし受給資格決定となった場合は89日しか失業保険がもらえません。
6月27日に手続きをし受給資格決定となった場合に貰える失業保険は88日分です。
あくまでも、受給期間は1年間なので手続きが遅れた分、失業保険を貰える日数も減ります。
図にしてみると分かりやすいです。

失業保険受給の流れとしては以下の通り
1.ハローワークに行って手続き
【持ち物リスト】 ・離職票 ・雇用保険被保険者証 ・パスポートや運転免許証などの写真付き身分証明証 ・マイナンバーカードもしくは通知書 ・3ヶ月以内に撮影した証明写真(2枚) ・印鑑 ・失業保険の振込先となる口座の通帳(ネットバンクNG)
を持って最寄りのハロワに行って受付で失業保険給付の手続きをしに来た旨を伝えます。
係の人が書類をくれるのでそれを記入して順番を待ちます。
窓口で係の人に書類を渡せば手続きをしてくれて、不備がなければ晴れて受給資格決定となります。
ここで、『雇用保険受給資格者のしおり』『雇用保険受給資格者証』『失業認定申告書』が手渡されます。
今後のスケジュールの説明もこの時にあるはずですので聞き逃さないよう注意しましょう。
私が行ったハロワのはスケジュールの紙もくれました。
2.待機期間を過ごす
受給資格認定日(ハロワに行って手続きが完了した日)から7日間の待期期間があります。
この間はアルバイト等をしてはいけません!
3.就職準備講習会に参加
ハローワークの利用案内、求人票の見方、職業訓練校の利用案内についてを1時間かけて説明してくれます。
4.雇用保険説明会に参加
就職準備講習会とはまた別の日に雇用保険説明会が実施されます。
この説明会は、失業給付についてのビデオ鑑賞と職員による補足説明という流れでした。
職員による補足説明では、失業認定申告書の書き方の説明を丁寧にしてくれたのと、不正受給をした場合どうなるのか、実際に不正受給をした人はこんな痛い目を見ましたよ!という注意喚起に力が入っていました。
5.初回認定日
【持ち物リスト】 ・雇用保険受給資格者証 ・失業認定申告書 ・印鑑
認定日にはハローワークに行って失業者であることの認定を受けます。
初回認定日までに1回以上の求職活動が必要ですが、雇用保険被保険者証の求職活動記録欄に雇用保険説明会に出席した際のスタンプが押されているはずです。
それが求職活動の実績となりますので、雇用保険説明会に出席していれば1回の求職活動をクリアしています。
6.給付制限期間を過ごす
待期期間満了の翌日から、さらに3カ月の給付制限期間を過ごさなくてはいけません。
この期間中に3回以上の求職活動が必要です。
3回以上の求職活動はなかなか難易度高めですが、初回認定日の帰りに窓口で相談をすれば1回分クリアです。
相談の内容は例えば、
・履歴書のチェックをしてほしい
・こういう職種に興味があるが、給料はいくらくらいの相場なのか
・営業ノルマはあるのか
など簡単なことでOKです。
後の2回はセミナー参加がおすすめです。
だって窓口で職業相談ってなんだか気使うし疲れちゃいますよね。
セミナーなら出席して話を聞いてればいいだけなので気が楽です。
ハローワークにセミナーの案内のチラシがたくさん置いてあるので、そのチラシに記載の電話番号にTELして予約します。
そしてセミナー当日受付でスタンプを押してもらえます。
これで残りの2回分もクリアしちゃいましょう♪
7.認定日
【持ち物リスト】
・雇用保険受給資格者証
・失業認定申告書
・印鑑
所定の求職活動実績を引っさげて、認定日に挑みます。
アルバイト等もしておらず、求職活動実績があれば特に問題なく失業認定されるはずです。
次回の認定日までに、2回以上の求職活動実績が必要なのでこの認定日に窓口で職業相談をして求職活動実績を1つ作っておくと楽です♪
8.入金
認定日から1週間ほどで失業保険が口座に入金となります。
最初は最大で12日分の失業給付が入金となります。
その後、認定日→入金という流れを給付終了まで繰り返します。
まとめ
離職後すぐに失業給付の申請をした方が安心なのは言うまでもありません。
ただ、人によって状況は様々だと思います。
すぐに手続きできる人ばかりではありません。
私の場合は離職後に離婚やら留学やらがあり、離職から半年ほど経ってからやっと手続をしに行くことができました。
失業給付は、再就職のお手伝いをするために支給されます。
人によって事情は様々だと思うので、自分の状況に合わせて制度を上手く利用しましょう!
会社を辞めてから5カ月と3週間以内に手続きをして受給資格決定となれば失業保険90日まるまるもらえます!!
最後までお読みいただきありがとうございました~。
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